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トウガン・ダイエット2

ヘチマ汁を代表として、江戸の昔から、ウリ科の植物は美容にとってなくてはならないものだった


トウガンはウリ科のなかでも異彩を放つ大きな野菜。


食べておいしいうえに、しかも実はダイエット、さらには万病にも効果があったなんて! 


ここではトウガンの知られざる効果を公開します。


トウガンは漢方薬にも利用され、ダイエットや糖尿病などの改善に役立つことで知られています。


境界型糖尿病の患者さんは3名とも薬を服用し、栄養士の指導にもとづいた食事療法を実践していました。


が、体重を減らすことができず、血糖値もなかなか下がりませんでした。


そこで、3名には、トウガンのエキスを錠剤にしたものを、


1日3回、1回につき4粒を毎日継続して飲んでもらいました。


するとまず飲み始めて1~2週間で、全員の体重が減少するという効果が見られました。


180mg/dl→110mg/dl、150mg/dl→130mg/dl、170mg/dl→110mg/dlと、


トウガンをとり始めて12週間で、3名全員の血糖値が70~20mg/dl下がりました。


その後もトウガンをとりつづけた患者さんたちは、平均して3kgのダイエットに成功し、


軽肥満も改善され、3名全員が糖尿病をまぬがれることができたのです。


これらの効果はトウガンの持つ強い利尿作用によるものです。


体内の糖や老廃物が尿とともに排出され、血糖を正常にコントロールできるようになったのです。


トウガンがこのような利尿効果をもたらす理由は、トウガンに含まれるカリウムという成分にあります。


このカリウムは利尿作用だけでなく、血圧を上昇させるナトリウムを排出して血圧を正常に保つ働きをします。


また、腎臓の老廃物の排出を助ける働きもしますから、トウガンは糖尿病だけでなく、


高血圧や腎臓病などの改善にも役立つといえましょう。


また、糖尿病食では1日にとれるカロリーは1400キロカロリー前後です。


量が少なく、食べるものも制限されるため、どうしても空腹によるストレスを感じていたようです。


が、トウガンエキスを飲み始めてからは、空腹感や飢餓感を感じなくなり、食事療法をつづけることが楽になったということでした。


あなたも、おなかがへったときに少し運動をしたら、空腹感が軽くなったという経験をしたことはありませんか。


これは運動によって、交感神経が刺激され、血液中の脂肪の数値が高まることによって起きた効果です。


トウガンエキスを飲んだときも、このように軽い運動をしたときと同じことが、体内で起こっていると考えられます。


これはトウガンに含まれるサポニンという成分による効果です。


サポニンは油を分解して、水にとけやすくする効果を持っています。


トウガンをとることによって体内にとり込まれたサポニンは、体の余分な油である中性脂肪を分解して、血液中に流し出します。


この中性脂肪のとけ出した血液が脳に行き渡ると、脳はこれを「いまは栄養がありますから、


ごはんを食べなくていいですよ」というサインであると感じます。


すると脳は空腹感を起こす信号を発しなくなり、必要以上におなかがへらなくなるため、


食事の量を自然と減らすことができるというわけです。


このサポニンの効果は、糖尿病のラットにトウガンエキスを与えたときの血液中の脂肪の量を確かめる実験でも立証されています。


中性脂肪を押し流すサポニンは、高脂血症や肥満の予防などにもたいへん効果的であるといえましょう。


トウガンをとると、とり始めてすぐに体重がぐっと減少することがあります。


これは体内の余分な水分が排出されたことによって起こる効果であり、


残念ながら脂肪が分解されて肥満が改善したというわけではありません。


肥満の改善や、体脂肪の減少効果を期待する場合には、


長期にわたって継続的にトウガンをとることをおすすめします。


が、始めからスムーズに体重を減らすことができるわけですから、


病気を改善する目的で体重を減らしたいという場合だけでなく、


美容の面でダイエットを行いたいという人にも、


トウガン・ダイエットはたいへんつづけやすいダイエット法といえましょう。


皆さんも水煮にしたトウガンを食生活に積極的にとり入れて、ダイエットや病気の改善に、役立ててください。







【生薬】冬瓜子(トウガシ・とうがし・ウチダ和漢薬)
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